渋谷スカイはチケットなしでどこまで行ける?裏ワザと無料代替スポット

渋谷スカイのチケットなしで当日行っても大丈夫?」

「展望台まで行けないの?」

せっかく渋谷を訪れたのに、人気の展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」のチケットが完売していて途方に暮れている方も多いのではないでしょうか。特に週末や夕景・夜景の時間帯は事前予約で埋まりやすく、当日券の有無や、チケットがない場合にどこまで施設を利用できるのか、不安に感じている方もいるでしょう。

この記事では、渋谷スカイにチケットなしで入場するための「当日券」の購入方法から、WEBチケットとの料金比較、当日券が売り切れてしまうリスクとその回避戦略まで、網羅的に解説します。

また、チケットがなくても楽しめる無料エリアや、人気の時間帯に入場できる裏ワザもご紹介します。この記事を読めば、チケットなしという状況でも後悔しないための具体的な行動が明確になります。ぜひ最後までご覧ください。

目次

渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)にチケットなしで入場できるか?結論と購入方法

渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)にチケットなしで入場できるか?結論と購入方法

渋谷スカイのチケットなし」という状況で、展望施設に入場できるのかが最も気になる点でしょう。結論から言うと、渋谷スカイの展望施設(45階・46階・屋上)へは、何らかの入場チケットが必須となり、チケットなしで通り抜けたり、無料で入場したりすることはできません

しかし、事前のWEBチケットを持っていない方でも、現地で「当日券」を購入することで入場できる可能性があります。チケットなしで当日訪問した際の主な購入方法は、以下の通りです。

  1. 渋谷スカイの当日券を購入する: 現地にあるチケットカウンターで、空き枠がある時間帯のチケットを購入します。
  2. 裏ワザ的なセット券を利用する: オープントップバス「SHIBUYA STREET RIDE」とのセット券を利用して、完売時間帯の入場確約券を手に入れます。

この後、それぞれの方法を詳しく解説し、チケットなしでも渋谷スカイの施設を最大限に楽しむ方法をご紹介します。

渋谷スカイにチケットなしで入場する最終手段:当日券の完全ガイド

WEBでの事前予約に失敗し、「渋谷スカイのチケットなし」という状態で訪問した場合、頼みの綱となるのが当日券です。当日券の購入に関する具体的な情報と、事前予約との違いを把握しておきましょう。

当日券の販売場所と14階までのアクセス方法

当日券は、渋谷スクランブルスクエア14階に設置されている「チケットカウンター」で購入できます。

渋谷スカイの入口「SKY GATE」は14階にありますが、この14階は一般の商業フロアでもあります。フロアガイドによると、14階にはカフェや雑貨店などの店舗も存在します。そのため、展望施設への入場チケットを持っていない(チケットなしの)状態でも、渋谷スクランブルスクエアのビルに入り、14階のチケットカウンターまでは誰でも自由にアクセス可能です。

まず14階まで行き、そこで当日券の購入列に並ぶことが、チケットなしからの最初の一歩となります。

WEBチケットと当日券の料金・購入条件を徹底比較

渋谷スカイのチケットなし」の状態で当日窓口で購入する場合、事前にWEBで購入するよりも割高になります。特に人気の時間帯は、料金が大きく変わるため注意が必要です。

当日窓口チケットは、WEBチケット(事前オンライン購入)と比較して、一律で300円高くなります。さらに、最も需要が高まる日没から夜景の時間帯(15:00以降)は「サンセットプレミアム」料金が適用され、料金差がさらに開きます。

以下の表で、WEBチケットと当日券の料金と時間帯による変動を比較します。

対象WEBチケット (~14:59)当日窓口 (~14:59)WEBチケット (15:00~)当日窓口 (15:00~)
大人 (12歳以上)2,700円3,000円3,400円3,700円
小人 (小学生)1,200円1,200円
6歳未満 (幼児)無料無料無料無料

※料金はすべて税込です。最新情報は必ず公式情報をご確認ください。

この表から、以下の重要なポイントがわかります。

  • 二重のコスト: 15:00以降に当日券を購入する場合、①当日券であることのペナルティ料金(300円)と、②サンセット時間帯であることのプレミアム料金(700円)が重なり、午前中のWEBチケットと比較して合計1,000円も高くなります
  • 小人料金の特異性: 小人料金(小学生)はWEBチケットでの取り扱いがなく、当日窓口チケットのみの販売です。家族連れの場合、大人は事前WEB購入、小人は当日窓口購入というハイブリッドな方法が最も合理的です。

事前に予定が確定している場合は、WEBチケットでの購入が最もお得です。確実にチケットを購入するためにも、まずは[渋谷スカイ公式のチケット予約ページ]をご確認ください。

当日券の「売り切れ」リスクを回避する戦略と狙い目の時間帯

渋谷スカイのチケットなし」で当日訪問した際の最大のリスクは、希望時間帯の当日券が売り切れてしまうことです。

特に土日祝日の日没から夜にかけての時間帯(15:00〜19:00頃)は非常に人気が高く、当日券は数に限りがあるため、完売することが珍しくありません。現地では当日券が完売したことを示す看板が掲示されることもあります。

当日券の購入成功率を上げるためには、あえて人気のない時間帯を狙う戦略が必要です。

戦略詳細成功率が高い理由
平日の午前中を狙う10:00のオープン直後から14:00までの時間帯。観光客やデート客が少なく、比較的チケットの枠が残っていることが多いです。
最終入場回を狙う最終入場時間の21:20間際(21:00頃)を狙う。ピークが過ぎ、帰宅する人が増えるため、空き枠が出る可能性があります。ただし、時間がタイトになるリスクも伴います。

裏ワザ:完売時間でも入場が確約される「セット券」の活用

通常のWEBチケットや当日券が完売している時間帯でも、入場が確約される裏ワザ的な手段として、オープントップバス「SHIBUYA STREET RIDE」とのセット券が有効です。

このセット券を購入すると、バス乗車後に渋谷スカイの入場引換券を受け取ることができます。最大のメリットは、通常のチケットが売り切れてしまっている夕方から夜の時間帯であっても入場が可能になる点です。

  • 購入時の注意点:
    • このセット券は各便10席限定など、販売数が非常に少なく設定されています。
    • セット券はバス運行会社のWebサイトなどで販売されますが、特定の日に発売が中止されることもあるため、事前の運行カレンダーと販売状況の確認が必須です。
    • バス乗車が前提となるため、通常の入場券よりは費用が高くなります。

これは、チケットなしの状況から、どうしても人気の夕景・夜景を見たい方にとって、最も確実性が高い方法の一つと言えます。

チケットなしで利用できる施設:どこまで無料で入れるのか?

チケットなしで利用できる施設:どこまで無料で入れるのか?

展望施設への入場チケットがない場合、渋谷スカイの施設(渋谷スクランブルスクエア)内で、どこまで自由に利用できるのでしょうか。チケットなしで立ち入れるエリアと、入場チケットが必須となる有料エリアを明確に区別して解説します。

チケット不要!渋谷スカイの14階にある商業エリア(スカイゲート周辺)

前述の通り、渋谷スカイの入口がある14階は、一般の商業フロアです。

  • チケットカウンター
  • 神楽坂 茶寮(日本茶カフェ)
  • 鳩居堂(和雑貨)

これらの店舗の利用や、14階のロビーエリアでの待ち合わせには、渋谷スカイの入場チケットは不要です。チケットなしでも、ビルに入り、エレベーターで14階まで上がって利用することが可能です。

入場チケットが必須となる有料エリア内の施設(お土産・カフェ)

多くの訪問者が「カフェだけ」「お土産だけ」の利用を考えますが、渋谷スカイの主要な付帯施設は、すべて入場ゲート(有料ゾーン)の内側にあり、入場チケットが必須です。

施設名フロアチケット要否補足事項
Paradise Lounge46階必須カフェ&バーの利用も、入場チケットが必要です。チケットなしでの利用はできません。
SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP45階・46階必須お土産ショップは、有料ゾーン内にあります。「お土産だけ買いたい」場合でも、入場チケットが必須です。
THE ROOF SEAT & BAR屋上(SKY STAGE)必須特別なソファ席プランは、別途一般入場チケットが必要なアドオンサービスです。

結論として、お土産や46階のカフェだけを利用したい場合でも、チケットなしでのアクセスは不可能です。

年間パスポート(SHIBUYA SKY PASSPORT)所有者のルール

「渋谷スカイのチケットなし」で当日訪問できる唯一の正規の方法が、年間パスポート「SHIBUYA SKY PASSPORT」を所有している場合です。

このパスポートがあれば、「入場時の予約不要」で入場が可能となります。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 新規販売の一時停止: 公式サイトの情報として、年間パスポートの「新規販売」は一時停止している場合があります。
  • 発行手続き: 年間パスポートは、14階のチケットカウンターで顔写真の登録と支払いを行って発行するものです。

既にパスポートを持っている場合は活用できますが、チケットなしの状態で当日購入して即日利用できるかは、新規販売の状況に左右されます。

当日券が完売した場合の代替案:無料の渋谷展望スポット3選

当日券が完売した場合の代替案:無料の渋谷展望スポット3選

渋谷スカイのチケットなし」で当日券にも望みを託したが、残念ながら完売していたという場合も、がっかりする必要はありません。渋谷エリアには、無料で素晴らしい眺望を楽しめる代替スポットが複数存在します。

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渋谷ヒカリエ11階「スカイロビー」

渋谷ヒカリエの11階にある「スカイロビー」は、無料で入場可能な展望スペースです。渋谷スカイ(地上229m)ほどの圧倒的な高さはありませんが、渋谷の街並みを気軽に楽しむことができます。天候に左右されない屋内施設であることもメリットです。

渋谷パルコ10階「ROOFTOP PARK」

渋谷パルコの10階にある「ROOFTOP PARK」は、無料で開放されている屋上広場です。ここは「穴場スポット」とされており、夕暮れ時には富士山を望めることもあります。

このスポットのユニークな点は、渋谷スカイ(が入っているビル)そのものを望む眺望が楽しめることです。チケットなしで入れなかったビルを、外から眺めて記念撮影をするという、ユーモアのある代替体験が可能です。

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東急プラザ渋谷17階「SHIBU NIWA」(シブニワ)

東急プラザ渋谷(渋谷フクラス)の17階にある屋上庭園「SHIBU NIWA」も、一般に開放されています。ここは、渋谷スカイの目玉の一つである「渋谷スクランブル交差点の俯瞰」を、より低い17階の角度から無料で見下ろせる、非常に強力な代替スポットです。広々としたスペースでゆっくりと景色を堪能できます。

スポット名施設名フロア料金眺望のハイライト
SHIBU NIWA東急プラザ渋谷17階無料スクランブル交差点の俯瞰
スカイロビー渋谷ヒカリエ11階無料渋谷の街並み(屋内)
ROOFTOP PARK渋谷パルコ10階無料渋谷スカイのビル

渋谷スカイ訪問時に知っておくべき重要注意事項(FAQ)

渋谷スカイ訪問時に知っておくべき重要注意事項(FAQ)

渋谷スカイのチケットなし」で当日訪問する場合、事前の情報収集が不十分になりがちです。入場後の体験を台無しにしないために、重要な注意点をまとめます。

屋上(SKY STAGE)への持ち物制限とロッカー利用の注意点

渋谷スカイの体験で最も重要な規則の一つが、屋上(SKY STAGE)への厳格な持ち物制限です。

  • 持ち込み禁止物: 安全上の理由から、カバン類(リュックサック、ポーチ等)、三脚、一脚、自撮り棒、帽子(キャップ、ニット帽等)、飲食物、イヤホンなどは一切屋上に持ち込めません
  • ロッカーの利用: これらの手荷物は、屋上に上がる直前(46階)にある「屋上専用ロッカー」に預ける必要があります。ロッカーは有料(100円~300円)です。

特にチケットなしで当日入場した方が陥りやすい失敗として、ロッカーに手荷物を全て預けた際、46階のカフェ「Paradise Lounge」で飲み物を買おうとしたのに、「財布やスマートフォン(決済手段)をうっかりロッカーに残してしまった」というケースがあります。

当日券で入場した際は、屋上へ上がる前にロッカーを利用する際、「決済手段だけはポケットに入れて持ち運ぶ」ことを強く推奨します。

【次回予約に備える】WEBチケット購入に関するTIPS

今回は渋谷スカイのチケットなしという状況かもしれませんが、次回の訪問に向けてWEBチケットの購入に関する実情を把握しておきましょう。

  • 決済の障害: 特に海外発行のクレジットカードでは、公式サイトの予約システムで決済エラーが発生する可能性が指摘されています。その場合、Klookなどの公認サードパーティ(旅行代理店)経由での購入が代替手段となります。
  • 予約開始時期の混乱: WEBチケットの予約開始時期については、情報が錯綜しがちです。これは、公式サイトの仕様が頻繁に変更されている可能性を示します。訪問を決めたら、「XX日前」という情報を鵜呑みにせず、すぐに公式サイトを確認することが最も確実です。

渋谷スカイへのアクセス情報(SHIBUYA SKY基本情報)

渋谷スカイへのアクセス情報(SHIBUYA SKY基本情報)

渋谷スカイを訪れる方のために、基本的な施設情報とアクセス方法をまとめておきます。

項目詳細
施設名渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)
住所東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア
営業時間10:00~22:30
最終入場21:20
電話番号公式サイトをご確認ください
アクセスJR線、京王井の頭線、東急線、東京メトロ各線「渋谷駅」直結。渋谷スクランブルスクエアのビル(東棟)からアクセスできます。
新幹線利用の方へ遠方から新幹線で渋谷を訪れた方は、[新幹線きっぷの「東京都内」の適用範囲]についても確認しておくと便利です。
新幹線きっぷの「東京都内」とは?どこまで無料で行けるのか徹底解説

まとめ:チケットなしで後悔しないために取るべき行動

渋谷スカイのチケットなし」という検索クエリは、事前の準備不足や急な思いつきから生じる切実な悩みを反映しています。

  • 最優先の行動:
    • まずは渋谷スクランブルスクエア14階のチケットカウンターで当日券の有無を確認してください。
    • WEBチケットよりも高額になること(最大3,700円)、特に土日祝の日没時間は売り切れリスクが非常に高いことを承知の上で望んでください。
  • 確実性を高めるなら:
    • 当日入場を成功させたいなら、平日の午前中または最終入場間際を狙うのが賢明です。
    • 人気の時間帯を狙うなら、SHIBUYA STREET RIDEセット券という裏ワザ的な手段の販売状況をチェックしましょう。
  • チケットなしを許容する場合:
    • 展望台への入場は諦め、14階のカフェなどの無料エリアを楽しむか、または無料で素晴らしい眺望を得られる代替スポット(SHIBU NIWA、スカイロビーなど)に切り替えて、渋谷での体験を充実させましょう。

いずれの選択をするにせよ、事前の情報収集と戦略的な時間配分が、「渋谷スカイ チケットなし」での訪問を成功させる鍵となります。

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